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接着剤のお話

瞬間接着剤はみなさんご存じの通りです。

今日は見慣れない接着剤のご紹介です。

「ラピッドフィックス」です。

こちらです。

 

まずは、紹介動画をご覧ください。

ラピッドフィックス動画

実は、わんこ専用車アストロのラジエターにクラックが入っていました。

クーラントに入れる補修剤で直るかと思いましたが、だめでした。

まずは、家にあるものでチャレンジです。

レジンで固めようとしましたが、NG,続いてエポキシパテもNG,

グリルから漏れ部分を接着しましたが漏れは止まらず諦めました。

色々ググっていると、このラピッドフィックスを発見したわけです。

 

ラジエターを外したところ、実際はもっと長くクラックが入っていました。

そこで、動画にもある通りに作業してみました。

リブのあるのでリューターでクラック個所をV型の用に適当に削り、

ワイヤーブラシで処理、ブレーキクリーナで脱脂後ラピッドフィックスです。

しっかり処理できます。

右上の白い箇所が接着箇所です。

リブも補強しました。紙テープでリブの厚みを作り、その中をラピッドフィックスで処理します。

全部処理が終わったら、加圧試験です。

まずはホース接続部分を塞がないといけません。

さて、これは何で塞いでいますでしょうか?

はい!正解は椅子の足ゴムです(笑)

パイプ径を測ってコーナンに買いに行きました。

下のドッキングはATクーラーの接続部なので塞ぐ必要はありません。

逆側はエンジンオイルクーラーのドッキングがあります。

接着後約15分後に加圧試験です。

ラジエターキャップのところに圧力テスターを接続します。

シュコシュコ加圧していきます。

1.0kg/c㎡で加圧を停止し、減圧しないかチェックします。

5分後位でも圧が変わらないのでリークテストOKです。

 

この後車に取り付けました。

取り付けに1時間程かかりました。

LLCを投入して、エンジンを掛けます。

エア抜きもあるので、エンジンを掛けたまま1時間程洗車をしました。

改めてリークチェックしましたが、全く異常なし!

修理完了ですね。

 

この後、別箇所にプラスチック部分が折れている所があったのでそれも補修しました。

 

同じようなプラ接着剤「プラリペア」を以前から使っていましたが、

ラピッドフィックスの方が扱いやすい上、強力です。

日本で発売されているものは、耐熱温度がー55℃から95℃と表記されていますが、

本家のデータは、400℉なので摂氏に変換すると204℃位です。

中身に違いは無いと思うので、ラジエター位は全く問題ないでしょう。

 

接着剤のお話でした。

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2 Responses to “接着剤のお話”

  1. fu より:

    その後ですが、暫くは漏れもなく走っていました。
    しかし、別の個所に亀裂ができて、再びラピッドフィックスで対応しました。
    それでもまた別の個所から漏れてきて、結局ラジエターのインレットタンク(修理部分)の膨張があるので、この部分を交換しない限り直りません。
    ですので、結局ラジエターを交換することにしました。
    円安の影響で新品が高価な上、輸入に時間がかかるので、今回は中古で程度の良いものをチョイスして交換修理となりました。
    例の、Aliexpressで安いのがあるので買ってみたい気もしますが、県民割であそこに行かないといけませんので時間的に無理でした。
    在庫で買ってみようかなぁとも思います。

    • fu より:

      インレットタンクだけパーツであるのは知っていましたが、少しググってみたところ、e-bayで買えそうです。
      https://www.ebay.com/itm/313389309267#vi-desc-maincntr
      商品と送料で、7200円位です。
      AliexpressのはラジエターASSYなので送料含め17500円程。
      さぁ、どちらを予備に取っておくか・・・

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