古いエアコンを直すCSH-S225G
我が家のリビングは増築して約25畳位あるのですが、
以前は14畳タイプと6畳タイプを2台付けていて、
よほど暑い時にしか6畳タイプは使っていませんでした。
何年かして、14畳タイプは新しくなり、6畳タイプはいつしか壊れました。
昨年も猛暑で我慢していたり、寝室に逃げたりしていました。
6畳タイプというのは、コロナのCSH-S225G 室外機(COHS225G)
2005年製です。
既に5年以上止まっていました。
症状は、起動後3分程で赤ランプ点滅、電源プラグを入れ直しても同じ症状で、
「あー終わった・・・」
「いやいや、ガスかぁ???」
自分でエアコンも付けるので、真空ポンプやチャージャー、ガスもあります。
2年前にガスかなと思って入れてみましたが、ほとんど抜けておらず、一瞬入って止まってしまいます。
しかし、どうにも暑いので、新しいのを買おうと決めていたのですが、
2Fなので、自分で作業するには梯子の問題でちょっと無理!
修理できないかなぁ???と思い直して、
パーツを調べていると、やけに室外機の基盤とモーターが目につきます。
ん!?
基盤??
そういえば、基盤はチェックしていないなぁ・・・
と言うわけで、この暑いのに基盤をチェックします。
まずは室内の電源コネクターを外し、室外機の3芯コードを抜きます。
上のカバーを開けると、直ぐに防水も無いような基盤が出現します。
各コネクターを外し、留めているタッピングを外すと(3か所)、比較的簡単に基盤がとれます。
ヒートシンクも一緒に取れます。
基盤の裏を見ると、プリント回路に腐食が見られます。
(写真撮り忘れました)
腐食箇所をワイヤーブラシで擦り、断線がないか確認します。
テスターも掛けましたが、特に問題なし。回路同士が腐食で繋がった可能性がある??かな???
基盤を取ると圧力センサーがあるので、ドライバーの柄で軽くたたいておきます。圧力センサーの動きが悪いかも?!
フィンの外に付いている外気温センサーも外して汚れを取っておきました。
基盤を付け、元通りに配線します。
各コネクターも腐食が考えられるので、CRCを拭いて2,3度抜き差ししてから戻します。
上のカバー以外元通りにして、これは、モーターの動きを見るためです。
さぁ、試運転です。
お!お!おおお!
冷える。ファン回ってる。10分経過、20分経過、30分経過!
良好です。
上蓋を戻して終了です。
直った!(笑)
まぁ、古いエアコンなので、すでに消滅しているかなぁ?
基盤も売っていますが16500円ですよ。新品エアコン買った方が得策です。
チャレンジするかたは自己責任です。
直った!と思いきや、2時間程でプシューと停止し、ランプ5回点滅ならぬ、ランプ2回点滅。
愛してるのサインではなく、インバーター不良のサイン!
え~。でもなぁ・・・
なんか、ガスっぽい感じなので、しっかり真空引きして入れてみました。
35度の暑さで7時間稼働中。今度こそ直った手ごたえありです。
そうそう。れあ君の体重計が役立ちました。ボンベの重量計として役に立ってくれました。
修理してから4日経ちましたが、正常運転です。
結局、基盤も腐食箇所がリークしていたのが原因とは特定されていませんので、
もしかしたら基盤をのコネクターや配線をCRCなどを吹き付け、抜き差しすれば直るのかもしれません。
ガスは、道具がなければ入れられないのでダメですが、基盤はドライバーとプライヤーなどがあればできるので、
とりあえずはやってみる価値はありそうですね。