ワンと呼ぶ意味
わんこ達は何かにつけて私たちを呼びます。
例えば、
外に出してよ。
水が無いよ。
散歩に連れてってよ。
扉が閉まっているよ。
うんこでたよ。(笑)
階段の電気つけてよ。
ガムちょーだいよ。
遊んでよ。
一緒にまったりしてよ。
色々あります。
飼い主がそれを分かってあげるのは意外と大変です。
長年連れ添っているとわかってきますが、
わんこのサインがなんなのか?
見極めるのは飼い主の仕事です。
ただ単にウルサイ!静かにしなさい!!ではいけません。
何をしてほしいのかを見極める方法に、
「どうしたいの?」と聞いてみます。
バカな?!
と思いましたか?
ところがこれが有効なんですよ。
最初から上手くいくはずもありませんが、
長く生活していくとその言葉がコマンドとなります。
例えば、
「ワンワン!」
「何?どうしたいの?」
「水無いの?」「ごはん?」「散歩?」「外行くの?」なんて言ってみます。
その時どれかは分かりませんが、わんこの態度や目線、素振りが強く出る事を見き分けてしてあげます。
わんこの方も、違うんだよなぁ~とか、そうそう!とか思ったりしているわけです。
上手くいけば合致するわけですね。
その、合致が何度かできてくると、わんこと会話ができるわけです。
水入れるときに、ただ水を入れて置くのではなく、
「メイちゃん!新しい水入れたよ!」と言うと、ここに入っているのは綺麗な水なのか!とわんこが理解します。
「牛乳飲む?」と言ってボウルに牛乳入れて与えると、
これは牛乳なのか!と理解するわけです。
また、牛乳飲みたい人!お手ちょーだい!と言うと”牛乳”と”お手”に反応します。
のみた~い!と思えばお手かぁ。とわんこが判断出来てきます。
ですから、
わんこが「ワン!」と言った時、
何?水の人?お手、ご飯の人?お手、おやつの人お手?となっていくと、
結局お手と言われるのでみんなお手しちゃいます(笑)
でもでも、
おやつのお手がとても強い時、その「ワン!」はおやつだったというわけです。
何度も何カ月もやっているとその言葉の時にお手をするようになります。
(なる場合もある?!笑)
場合によっては扉に向かって「ワン!」と言えば、ドアを開けて欲しい、
踊り場で「ワン!」であれば電気を点けてなどなど、ワンと言っている方向だったり、
わんこの向きだったりで言っていることが違うのです。
なんでわからないんだよ!我が家の飼い主は!!!と思っているわんこも多いのでは・・・・????
わんこの名前を最初に付け、その名前が自分の事だと理解しているわけですから、
ちゃんと物の名詞を言えば、それがその名前なんだと理解するわけです。
わんこはワンといいながら何か行動してくれています。
あなたはわんこの行動を見逃さずに理解しましょう。そして、”お手”、”お座り”、”マテ”などの号令ではなく、沢山話しかけてください。
「ボーちゃん!ちょっとそこで待ってて」、「メイちゃん!こっち来て伏せして」などの様に話しかけてみましょう。
「おりこさんだね」と言う言葉もわんこは理解します。
小型犬が散歩途中ですれ違いざまに、ワンワン吠えているシーンに遭遇しますが、
「あら、怖いのねぇ。大丈夫よ」なんて言いながら抱っこしている飼い主を見ると、
「〇××飼い主だなぁ」って心で叫んでいます(笑)
大型犬あるあるですよね。(笑)