イプシロン「アイドリングストップが効かない」修理
国産車でも、バッテリーが劣化すると、アイドリングストップの時間が短くなったり、ストップしなくなったりします。
クライスラーイプシロンでも同様に劣化でストップが効かないと思っていましたが、
ちょっと違いました。
バッテリーのマイナス端子に付いているこちら
バッテリー電流センサーです。
指で刺している所が電流センサーです。
試しにコネクターを抜いてみました。
エンジンは停止状態で、ボンネットを開け、他のドアは全閉、キーも抜いてある状態です。
まぁ、エンジンさえ停止していれば大丈夫だと思いますが、
このコネクターのこちらの部分を爪で下げて抜きます。
完全に抜いたら再び接続します。
10秒位で抜き差しした感じです。
テスト走行です。
おおおおお。アイドリングストップが効いているじゃありませんか!
ところが、15秒程で勝手にエンジンが掛かります。
これこそ、バッテリーの劣化だと思います。
そこで、
バッテリーをパルス充電させます。
パルス充電とは瞬間的に高圧電気をON/OFFを短時間に繰り返して充電させる方法です。
これを行うとサルフェーションを破壊して、電気を通しやすくします。
新品に近い充電量と放電量を確保できます。
約、24時間パルス充電しました。
この時、CPUなどがリセットされるて異常が起こるのも困るので、
バックアップを取り、バッテリーのマイナス端子を外し、
充電させています。
充電完了し、端子を戻して、走ってみると、
あれ?
アイドリングストップが効きません?
えーと、再び電流センサーを抜き差しすると、
あれ不思議、
再びアイドリングストップが復活です。
それも、長い時間ストップしています。
信号待ち位は止まっていました。
すごい!
修理完了です。
実はAriexpressでは、3000円位でこのセンサーが買えます!
壊れていたら困るので、注文してあります。
フィアットやほかのクライスラー系と同じなので使えます。
パルス充電器はアマゾンで2500円~3000円位で買えます。
ご参考まで