都合・合図でしてもらう方法
これだけ覚えさせるには、随分と難易度高いです。
例えば、
長い間車に乗せるのに、出かける前にしてもらう。
寝る前にトイレをしてもらう。
アウトレットの中でしてもらいたくないので、駐車場内でしてもらう。
色々ありますよね。
でも、難しくないんです。
今までやってきた事の延長線なんです。
ただ、直ぐにできることではなく、「慣れ」が必要になります。
環境も違うと、本人も落ち着かないはずです。
一度してしまえば、次からもそんなもんだと思うでしょう。
なるべく色々なところに行って、「ち~ぃ」「おしっこ~」とか言って、
グルグル歩いてしてもらえばシメタもの。
そんなもんかと本人が思えば環境に対応して、
言われたことで安心して「あ~。ここですればいいのねぇ」なんて感じで、
トイレをしてくれます。
生後7から8か月位はかかると思ってください。
そして合図です。
これは、今までの経験なのですが、
外のトイレを覚えると、自然と外でしたがります。
わんこを観察していると、トイレに行きたいときに必ず合図を出しています。
先住犬の仕草は、何度も飼い主と扉を行き来する。勝手にお手をする。扉に手でカリカリする。じっと見つめる。頭で方向を示す。
などなど、何かしらわんこから合図をしています。
これを見逃さないようにすることが重要です。わんこのしつけではなく、飼い主の観察力にかかっています。
その時、「おしっこ?」というと、そわそわすればそうなんです。
直ぐに外へ出してあげましょう。
この合図で外へ出してくれるんだぁ!と思ってくれます。
しかし、それでは困るのです。
はっきりしないからです。
「ワン」とってくれれば、外へ出せとはっきりします。
ここから「ワン」へ結び付けていくのです。
わんこがいつもの合図で外に出しに行きます。
その時、玄関の前で「ワン」と言わせるのです。
「ワン」と言ったら扉を開ける。をその時々に行います。
すると、いずれワンと言うようになるわけです。
これは根気が要ります。時間がかかります。
気長にワンと言えるまでやってみましょう。
時には、合図を出している時に、
少しだけ気が付かない振りをして、
「ピー」とか「ワン」とか言ってくれれば、こっちのものです。
しかし、
あにーは結局できなかったです。
何十年もわんこと暮らし、同じように教えていても、
出来ない子もいると感じました。
一つだけ気になる事があって、あにーは声が悪い。
汚い声だったのです。森進一が吠えているようで、
本人も嫌だったのかもしれません。(勝手にそう思っています)
でも、あにーは「ピー」と言ってくれたりしましたので、
会話は成り立っていました。
飼い主が発信するだけではなく、わんこの発信もちゃんと聞いてあげる必要があるわけです。
わんこの声を聞いてみてください。きっと楽しい生活があると思います。